今、世界が注目する「RE100」とは？

「Renewable Energy 100%」の略称で、事業活動で消費する電力を全て再生可能エネルギー100％の電気で調達することを目標とする国際的イニシアチブです。再生可能エネルギーの需要と供給の大幅な拡大を図っています。2014年に発足し、加盟企業176社（2019年6月時点）。
世界のトップ企業をはじめ、事業のグローバル化を目指す企業をも続々と加盟を表明しています。

• 世界のRE１００加盟企業
  アップル・マイクロソフト・グーグル・スターバックス　など
• 日本のRE１００加盟企業
  リコー・積水ハウス・ソニー・イオン・アスクル・富士通　など

電気を使用する立場から再生可能エネルギー１００％の電気を使いたい！とシグナルを出すことにより、電気を供給する側の意識改革や研究開発などを促す。それにより好循環が創出され、より多くの再生可能エネルギー１００％の電気が創出されていくことを目的としている。

eco電力は2018年度RE100基準を達成

eco電力グループは2018年度12月～3月末までの電力使用量に対する二酸化炭素排出係数が0また使用した電力量相当の環境価値（非化石証書）を付与した電力を供給したことにより、RE100基準を達成。
RE100が提示する「消費電力を再エネ100％にする」といった目標に対し、2018年12月～3月末までの実績では実現いたしました。
2019年度は非FIT発電所＋トラッキング付非化石証書の購入により実質再エネ100％を達成する予定です。
今後もHP上にて実績報告をさせていただきます。

①非化石証書を付与しない場合

②非化石証書を付与する場合

RE100基準を達成するための方法

• ①新規再エネ発電設備の導入
• ②再エネ発電設備と電力調達契約
• ③環境価値証書の購入

eco電力では③の方法によりRE100基準を達成いたしました。
2019年度は非FIT発電所の運営も開始するため①での達成割合を高めていきます。

2018年度の実績報告

2018年12月～3月末までの電力供給量

インバランス電力調整後の確定供給量89,033kWh ※正式な需要家獲得は2月より開始

トラッキング付非化石証書取引実績

2019年3月実施オークション　2018年度第3回非化石証書取引　山梨県水力発電所　43,000kWh
2019年5月実施オークション　2018年度第4回非化石証書取引　山梨県水力発電所　47,000kWh

非化石証書とは

FIT発電所で作られたFIT電気の環境価値を埋没させないために、環境価値を電気と切り離し証書化したものが非化石証書です。
再エネ賦課金を管理する同機関（GIO）で非化石証書を管理することにより、小売電気事業者が非化石証書を購入した売り上げを再エネ賦課金の財源確保の一部にあてこむことができます。
非化石証書を購入することは、再エネ賦課金の国民負担軽減の促進にもつながります。

eco電力のFIT発電所保有量と非FIT発電所開発状況